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男性の大腸がんについて

皆様こんにちは、まきこクリニック院長の船越です。
本日のコラムでは、「男性の大腸がん」について解説いたします。

 

 

■大腸がんとは?

大腸がんは、大腸(結腸および直腸)に発生するがんの一種であり、日本を含む多くの国で増加傾向にあります。男性においては特に、40歳以上でリスクが高まると言われています。

大.腸がんは初期には自覚症状が少なく、進行するまで気づかれないことが多いため、早期発見・早期治療が重要です。

 

■男性が大腸がんにかかりやすい理由

男性が女性よりも大腸がんのリスクが高いとされる理由の一つは、生活習慣や食生活の違いと言われています。

①赤身肉・加工肉の摂取

男性は赤身肉や加工肉を多く摂取する傾向があります。赤身肉や加工肉は大腸がんのリスクを高めるとされています。

②アルコール摂取

アルコールの摂取量が多い男性は、大腸がんの発症リスクが高いことが知られています。

③肥満と運動不足

男性は女性よりも肥満や運動不足が問題となりやすく、これが大腸がんのリスク要因となります。

④喫煙

喫煙もまた大腸がんのリスクを増加させる要因の一つとなります。

 

 

■大腸がんにおける注意すべきサイン

大腸がんの初期症状は自覚しにくいですが、以下のような症状が現れることがあります。

 

・便に血が混じる、または黒っぽい便が出る

・便秘や下痢が続く

・便が細くなった

・お腹に張りや痛みを感じる

・体重減少や貧血の指摘を受けた

・家族に大腸がんやポリープの既往がある

・40歳以上で大腸がん検診を受けたことがない

・過去に大腸ポリープやがんが見つかったことがある

・健康診断や便潜血検査で異常を指摘された

・長期間の便秘や下痢を繰り返している

・症状はなくても健康維持のための定期的な大腸内視鏡検査を希望している

 

これらの症状が見られた場合、早めに医療機関を受診することが大切です。大腸がんは初期症状がほとんどない病気と言われているために、些細な変化でも気になることがあればお気軽にご相談ください。

 

大腸がんのご相談

 

■大腸がんを予防のための生活習慣

大腸がんのリスクを下げるためには、生活習慣を改善することが重要です。

 

・バランスの良い食事

野菜、果物、全粒穀物、食物繊維を多く含む食事を心がけるようにしましょう。

・適度な運動

定期的な運動は肥満防止にも役立ちます。

・アルコールとタバコを控える

アルコール摂取を制限し、禁煙を心がけましょう。

・定期的な検診

40歳以上の男性は定期的に大腸がんの検査を受けることが推奨されます。

 

男性における大腸がんは、生活習慣の改善と定期的な検診によって予防可能な疾患です。まきこ胃と大腸の消化器・内視鏡クリニックでは、大腸がんの早期発見・早期治療をサポートするために様々な工夫をしております。まずはお気軽に診察のご予約にてご相談くださいませ。

 

■大腸がんの検査

大腸がんの診断には、便潜血検査と大腸カメラ検査があります。

 

【便潜血検査】

便潜血検査は、便に微量の血液が混じっているかを調べることができる検査です。非侵襲的で簡便な方法であるため、初期スクリーニングとして広く活用されています。便潜血検査で陽性となった場合は、大腸カメラ検査が必要となります。

 

【大腸カメラ検査】

大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)は、大腸の内壁を直接観察できる精密検査です。大腸カメラ検査では、大腸ポリープや腫瘍の発見だけでなく、必要に応じて生検(組織の一部を採取して調べること)や大腸ポリープの切除も行うことができます。大腸カメラ検査は、便潜血検査に比べて正確性が高いことと、治療ができるメリットがあります。

 

■当院の大腸カメラ検査

【無料駐車場・駐輪場完備】

当院は、遠方の地域の方でもご来院いただけるよう無料駐車場・駐輪場を完備しております。※大腸内視鏡検査で鎮静剤を使用した場合には、安全のため自動車や自転車の運転はお控え頂く必要がございます。

 

【石田駅から徒歩2分】

当院は、地下鉄東西線 「石田駅」④番出口 徒歩2分に位置しております。そのため、電車を利用される方も、お気軽に大腸カメラ検査を受けて頂くことが可能となります。

※JR京都駅からのアクセス

JR[京都] → JR琵琶湖線・湖西線[山科] →京都市営東西線[石田]

JR[京都] → JR奈良線[六地蔵] → 京都市営東西線[石田]

JR[京都] → 市営地下鉄烏丸線[烏丸御池] → 市営地下鉄東西線[石田]

 

【土曜日/日曜日の内視鏡検査が可能】

当院では土曜日/日曜日の胃カメラ検査・大腸カメラ検査も行っています。平日はなかなかスケジュールをつくれない方のために、内視鏡の枠も確保しております。平日お忙しい方でも大腸カメラ検査をお受け頂くことが可能です。

 

【胃と大腸の同日検査が可能】

当院では、胃カメラ検査と大腸カメラ検査の両方を1日で受けられるようにしています。事前の食事制限も1回で済み、お忙しい方でも検査スケジュールを組みやすくなります。ご希望の方はお気軽にご相談ください。

 

【郵送での結果報告も可能】

当院では、遠方の方など何度もご来院頂くことが難しい場合には、郵送による結果報告も実施しております。当日の検査説明もさせて頂きますが、病理結果などを郵送させて頂くことも可能となりますお気軽にご相談ください。

 

■当院の大腸カメラ検査の特徴

 

①内視鏡専門医による大腸カメラ検査

②鎮静剤を使用した苦痛の少ない大腸カメラ検査

③大腸ポリープの日帰り切除手術

④大腸内視鏡検査後、寝たままリカバリールームに移動

⑤胃と大腸の同日検査が可能

⑥検査後もお腹がはりにくい二酸化炭素送気の使用

⑦土曜日・日曜日の大腸カメラ検査が可能

 

当院の大腸カメラ検査の特徴

 

■まとめ

大腸がんは結腸や直腸に発生するがんで、男性では特に40歳以上になるとリスクが高まると言われています。大腸がんの初期症状はほとんどないため、気が付いたらがんが進行していたことも少なくありません。

そのため、些細な症状の段階での大腸カメラ検査が重要となります。男性が大腸がんになりやすい理由として、赤身肉や加工肉の多量摂取、アルコールの摂取、肥満や運動不足、喫煙などの生活習慣が挙げられます。男性における大腸がんのリスク要因を理解し、生活習慣を見直すことで予防と早期発見に努めることが大切となります。

まきこ胃と大腸の消化器・内視鏡クリニックでは、男性にも女性にも寄り添い、どなたでも安心して相談できる環境を整えております。些細な症状・気になる症状や定期的なチェックを希望される方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

大腸がんのご相談

 

〒601-1431京都市伏見区石田大受町32-2

まきこ胃と大腸の消化器・内視鏡クリニック

 

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